13Inch MacBook Pro
人生で初めて満足にもらえたボーナスを浮かれた一時的な気分の高揚でパーッと使う人っていますよね。私のことです。
会社でMac使いが多い(しかもそれよりも多いWindowsユーザより機械に弱い)ので、よく「これってどうすればいいんですか?」「何もしていないのに壊れた(意訳)」なんてことがよくあります。
一応会社でMacを支給されていますが、もう古いものでいくらOSをクリーンインストールしてもカクつくばかりなので、もはや本格調査する気も起きない。
そんな中のボーナス。前回のボーナスは安いベアボーンPCを買ったのでそれで練習がてらサーバーを立てた。
今回はずっと敬遠していたMacを買うと決めて、いざ購入。
ヤマダ電機の店頭で買って、実質17万ぐらいだった。
使い倒したい。
2017/07/07追記
買った時気をつけていたこと、買った後に気づいたこととか書いてみる。
検討内容
- MacBookか、MacBook Airか、MacBook Proか
- 満足な性能はどれか
1に関しては最初からノートブックしか選択肢になかった。なぜならデスクトップPCは自作のWindowsPCがあるし、カスタマイズや費用など考えると自分でパーツ単位で選定、購入するのが一番経済的かつ満足度(費用対効果)が高いから。(早くWindows脱却したい)
もちろん最近は自作PCの優位性はほとんどないので、自分でPC構成とか仕様とかがわからない人はBTOで大丈夫なのははっきり書いておきたい。
ただし、性能の理論値としては一致していても信頼性の低いメーカーのパーツを使っていたりして、故障率が高かったり実測値が低かったり、非機能要件が思っていたのと違う場合もあるので、自分で納得できるかの問題はある。
脱線したので戻ると、拡張性が必要な人はiMacなどMacのデスクトップ系は選択肢に入らない。(USBポートがあるとかそういう話じゃなくて、PCIeが刺さるとかSATAポートが余ってるという話。)その性能、その価格で満足できるならそれでも結構だけど、じゃあSSD故障しそうになったらわざわざAppleストアに持って行って長い時間待たされて診断結果聞いて高い修理費用払うのかって話で、私なら代わりのSSD買って入れ替えるだけで済むならそっちの方がいい。なのでデスクトップはMac以外(そして自作)しか選択肢にない。
一方ノートPCの場合、自作ノートPCというジャンルが確立されていない(というかググってみたけど以前は少しだけ話があったらしいが、技術的な限界か業界の限界か知らんけど現状調べても購入できるものはない)ので、このフィールドこそMacが私の所有物の中に入り込める隙間だった。
今回MacBookを購入して何をするのかと言うと、うん、はっきり決めてなかった(笑)。こうやってブログ書くのはもちろん、Docker入れていろんなOSを試してみたいし、久しぶりにコーディングもしたいし、撮影した写真の編集もしたいと思っていたので、つまりある程度なんでもできればいいや、ぐらいのイメージだった。逆を言うとなんでもある程度のことをこなせないものはいらないということになる。
で、本題。MacBookとAirとProの大きな違いは(デザインは置いておいて)やはりCPU性能だと見える。
Pro以外だとCPUクロックが標準で1.2〜2.2GHz(Turbo Boostすると3.2〜3.6GHz)、一方Proは2.2〜3.5(Turbo Boostすると4.0〜4.1GHz)。ちなみにiMacは標準で2.3〜4.2(Turbo Boostすると3.6〜4.5GHz)。(上記の「〜」というのはモデルごとの振れ幅)
つまりMacBookとMacBook Airでターボが効いている状態で常に作業できるのがPro、Proでターボが効くとiMacやMac Pro、iMac Proの標準クロック数を上回る性能が出る、ということ。
ざっくりで言うと、1GHz台だとネットサーフィンと事務作業がまぁできるか、ぐらいのイメージ。2GHz台からようやくまぁいろいろ軽いことならできるかな(一斉にいろいろやろうとすると遅いけど)。3GHz台からだいたい何しても特に問題を感じなくなってきて、4GHz台ではよほどのことをしないなら苦を感じなくなる。(すごくざっくりすぎて苦情来そう)
なので、3GHzあれば極端に難しいことを欲していないならだいたい満足いけるラインだと自分では思っている。そうすると、つまりMacBookとMacBook Airは選択肢に入れられない。この時点でProの購入は決まっていたんだけど、あとはメモリの大きさでモデルを絞る。
メモリはどれぐらいがいいか
例えば2GBならもうそれスマホあればよくね?って話で、4GBならまぁ考えなくはないけど、いらない。なぜなら事務作業をしていても4GBだと固まりやすいから。
8GBあれば動画やCG作品の編集作業とかしないなら十分に動いてくれるし、Proは現時点で8GBか16GBしか選択できないらしい。
欲を言えば16GB欲しかった。仮想サーバーを立てたりするなら十分なメモリ容量が欲しくなるし、いざ大きいデータを扱いたい場合(まずないけど)にないものは足せないから。
残念ながらAppleStoreならオプションで16GBにできるけど、店頭で購入する標準のものなら8GBしかない。そして16GB換装で+2.2万は高い。半額なら妥当。信者はそれは自分の快適さへの投資だというかもしれないし、それは至極正論だと思う。ただ自分はそれでも8GBにしておく。過ぎたるは及ばざるが如し。
ストレージ
これは最小の256GBで十分。データは外部ストレージ(ミラーリング構成の自作NAS)に入れるし、中に溜まってきたら消すか外に出す。
あとは好みの問題
13インチがいいんです。
昔使っていたASUSのノートPCは13インチだったがジャストサイズだった(少し小ささは感じたけど、許容範囲だった)。
そして職場で15インチのノートPCを使っているけど、大きすぎるし持ってて疲れる。自分が細身なのもあるけど、抱え辛い。置きっ放しなら問題にならないしむしろ画面サイズが大きいほうがいいけど、だったらノートじゃなくてデスクトップにしよう。
結論
ということで、
- 標準3GHz以上のCPU
- 8GBのメモリ
- 256GBストレージ
- 13インチ
の2点で、Touch BarとTouch IDがついた13インチ MacBook Proに決定。
ん、Touch BarとTouch IDについて記述がないって?
これはいらなかったんだけど(Apple信者ごめん)、ついてないMacBook Proは標準で3GHz出ないので、まぁ仕方がないかなと。指紋認証でロック解除できるの楽ちんだし、音量調整とかTouch Barで簡単にできるので悪くはないかな。